ロードマップ
XCP-hl の改善予定と今後の方向性です。
このロードマップは現時点の方針を表したものです。コミュニティからの意見や アップストリームの変更によって優先順位は変わります。項目の提案や後押しは GitHub で issue を作って ください。
目次
短期 — 次のリリース
現在作業中、あるいは内容が固まっていて近いうちに実装できるものです。
GPG 鍵 — モジュールごとに 1 つの署名鍵
セキュリティ
xcp-hl#3 で決めた統一的な GPG の構成は実装済みです。オフラインのマスターキーと 2 つの署名用サブキー (RPM 用と ISO 用)を用意し、公開鍵を keys.openpgp.org で公開しています。 GPG 署名を参照してください。残っている改善点は、 共通になっている RPM 用サブキーを分けて、モジュールごとに専用の鍵を持たせる ことです(xo-lite-ce の RPM 用、xoa-proxy の RPM 用、ISO 用)。
追跡: これから issue を作成します(xcp-hl#3 は完了)
XO Lite — 展開に成功したあとの「Deploy XOA」ボタンの状態
不具合
XOA の展開に成功しても、「Deploy XOA」ボタンが「Access XOA」に切り替わり ません。展開用の composable でリアクティブな状態の更新を直し、展開が 終わったことを画面に正しく反映させる必要があります。アップストリームでは すでに動いており、こちらの変更で壊れたものです。
追跡: xolite-ce#4
中期
予定はしているものの、設計やアップストリームとの調整がもう少し必要な項目 です。
アップストリームのバージョンの自動追跡
CI/CD
Rust 製のデーモン buildorchestration は、すでに毎日のタイマーですべてのコンポーネントのビルドを実行・監視し、 最新の GitHub リリースがすでに最新のコンポーネントは飛ばし、失敗した CI の ログをローカルの LLM(Ollama)で診断します。残っているのは、XCP-ng 8.x の 新しいポイントリリースや XO Lite のバージョン更新を検出し、固定している バージョン(たとえば xolite-ce の UPSTREAM_TAG)を更新するプルリクエストを 自動で作ることです。
xoa-proxy — メモリー使用量の削減
改善
現在 XVA イメージを XAPI へ流し込んでいる Rust 製サービス xoa-proxy の、 実行時のメモリー使用量を計測して減らします。目標は、転送の速度を落とさずに 待機時の使用量を小さくすることです。
追跡: xoa-proxy#1
xoa-proxy — 依存(crate)の削減
改善
Cargo の依存関係を見直し、同じことをより少ない、あるいはより軽い依存で 実現できる crate は置き換えるか削除します。これによりコンパイル時間が 短くなり、攻撃面も小さくなります。
追跡: xoa-proxy#2
xoa-proxy — logrotate のタイムゾーン(UTC とのずれ)
不具合
xoa-proxy の logrotate の設定は、ホストのローカルのタイムゾーンに かかわらず UTC の時刻を使います。ログのローテーションの時刻をホストの タイムゾーンに合わせ、ログファイルの日付がシステムの日時と一致するように します。
追跡: xoa-proxy#3
xolite-ce の RPM — LICENSE ファイル
改善
xo-lite-ce の RPM パッケージにきちんとした LICENSE ファイルを含め、 インストール済みパッケージのメタデータからライセンス条件を確認できるように します。RPM パッケージングの推奨に沿った形にもなります。
追跡: xolite-ce#1
長期 / アイデア
検討はしていますが、実施を決めてはいない項目です。
標準でのコンテナ対応
検討中
XO Lite または XOA から直接コンテナを展開・管理できるようにするもので、 コミュニティから長く要望のある機能です。これには大きな調査が必要です。 Dom0 で動くコンテナは制御しきれない動作をするおそれがあり、XCP-ng の ツールスタックにその存在を認識させる必要があります。XOA からの管理は さらに複雑になります。実装の約束はしていません。
追跡: xcp-hl#7
answerfile.xml による自動インストールへの対応
完全に無人での HL の展開(PXE ブートやスクリプトによる構築)に使える answerfile.xml の例を用意します。これには応答ファイルを install.img (SquashFS)の中に入れる必要がありますが、現在のビルドのパイプラインは すでにそれに対応しています。
完了した項目
| 項目 | 公開時期 |
|---|---|
| 既定の ISO ストレージ:インストール時に 20 GB のパーティションを確保し、初回起動時に ISO SR として登録(#2、#46) | 2026 年 9 月 |
| XOA-HL 版:ライセンスが必要なメニューとサポートなしのバナーを削除し、ソースからイメージをビルドして XO Lite の展開先として選べるように(#1、#6) | 2026 年 7 月 |
| RPM と ISO のリリースのバージョン付けとリリースノートを自動化(#4) | 2026 年 7 月 |
| GitHub Pages の CI により、push のたびにドキュメントサイトを自動公開(#5) | 2026 年 6 月 |
| GPG 署名の構成:オフラインのマスターキーと RPM/ISO 用サブキー、公開鍵を keys.openpgp.org に登録(#3) | 2026 年 5 月 |
手を入れた XOA-HL アプライアンスの最初のビルド(xoa-hl + build-xoa-hl) | 2026 年 7 月 |
毎日のビルドを統括するデーモン(buildorchestration) | 2026 年 7 月 |
アップストリームの xo-lite のバージョン固定(UPSTREAM_TAG) | 2026 年 7 月 |
| XO Lite への最初のパッチ(コミュニティ版の展開先) | v8.3-ce 2026 年 4 月 |
Rust 製のストリーミングサーバー xoa-proxy | v8.3-ce 2026 年 4 月 |
| 2 つのリポジトリによる GPG 署名付き RPM + ISO のビルドのパイプライン | v8.3-ce 2026 年 4 月 |
| GitHub Actions の CI/CD | v8.3-ce 2026 年 4 月 |
| XO Lite の展開画面で資格情報欄を読み取り専用に | v8.3-ce 2026 年 4 月 |